公益社団法人 大阪労働基準連合会は、昭和28年6月に、大阪府下の各地区で活発な活動をしていた労働基準関係団体が大同団結し、大阪府下における労働者の福祉向上と産業の健全な発展に寄与することを目的に、地区労働基準協会を正会員として設立されました。
その後、大阪労働基準局のご指導の下、組織・事業内容の充実化に努め、昭和48年8月には、社団法人となるとともに、法定技能講習の指定教習機関（現登録講習機関）となり、平成24年４月には、大阪府の認定を得て公益社団法人となりました。
また、平成29年4月1日から順次、(一社)大阪中央労働基準協会、天満労働基準協会、(一社)北大阪労働基準協会、(一社)茨木労働基準協会及び羽曳野労働基準協会と組織統合し、これらの５協会は支部となりました。
さらに、令和6年4月1日からは、内閣府の認定を得て、公益社団法人関西労働衛生技術センター（昭和47年設立以来、「職業性疾病の予防と、職場環境の適正化、労働衛生知識の普及・啓発等」を基本理念として、労働衛生に関する特殊健康診断及び作業環境測定、分析技術の研究、講習等を実施し、労働者の健康確保及び向上に取り組んできました。)と合併し、大阪府下のみならず全国において新たな事業展開を行うこととしました。
本会は、大阪労働局をはじめとする労働関係行政機関・中央労働災害防止協会等の労働災害防止団体等と緊密な連携・協調を図り、設立趣旨を達成するため、有機溶剤作業主任者等の法定資格取得のための講習会、労働基準法の周知等を目的とした労務管理関係講習会及び労働衛生に関する特殊健康診断及び作業環境測定等を実施しています。
また、広報誌「基準月刊」を発行し、労働基準行政の重点等をいち早く掲載するなど、労働基準関係法令の周知徹底、安全と健康確保及び労働条件の改善に努めています。